毎日の筋トレみたいに、DJの表現力を鍛え続けること。そして、音楽で伝えたかったBlack Lives Matter。

 

本当に、本当にお久しぶりです。
2月14日が最後の更新だったんですね。
みなさま、お元気ですか?
少しでも穏やかで、無事で、日々を過ごされていることを
願っております。

 

あれから、2月末香港のギグ、そして3月の北陸ツアー、
どちらも中止にならなかったのでDJをさせていただき、
(本当にありがとうございます)
そのあとはリモートワークな生活を送っておりました。
4月、5月、6月のBlock Partyは自宅からのLive Streamと、
House ClassicsのLive Stream。
これらのLive Streamはdonationを募集しました。
寄付していただいた皆さま、本当にありがとうございます。
今後DJだけで生活することを考えると、
お先真っ暗、な状況になってしまった中で、
皆さんのサポートというのは、本当に、助かりました。
経済的なだけでなく、精神面でも、支えられました。
自分達のDJをサポートしてくれる人がいる、ということが、
このコロナ禍で、どんなに心強かったことか。
涙が出ます。

 

そして、自分自身で再確認できてよかったのは、
DJをする時間というのが、本当に元気が出るというか、
勝手に楽しくなっちゃうというか。。。
今まで毎週のように現場で DJしていたのが、
パッタリ無くなってしまったら、やっぱり自分の中でDJが足らなくて。。。
そんな人間だからここまで続けて来れたのでしょうね。
このコロナ禍に入ってから、
自分たちのLive配信とsoundcloud / Mixcloud以外にも
3つ新しくミックスを作って提供したり、
あ!あとはWorldwide FMを月に1回、
LiveでDJさせていただけることになりました!
現地時間で金曜夜の20時から22時、すごくいい時間ですよね。
こういう新しいポジティブなことが、すごく励みになります。
英語が下手すぎるので、そこが本当に本当に重要課題。
先日の初のライブ放送も焦りまくりでした、でも
DJは、どんなときも、焦ってても、楽しいんですよね、
生きている感じがします。

 

今後、パーティする側からすると、すごく厳しい状況が続きます。
金銭面だけでなく、社会全体が様々な不安の渦に包まれている中で、
ワクチンができるまでは、賑わえば賑わうほど不安が頭を過る、
音楽の楽しさから乖離する意識が働く、
一人一人が距離を保った、ガラガラなダンスフロア。
そんな聴衆を前に、DJは、
今までよりも強い気持ちで表現に臨む必要があります。
大箱は、今後特に大変でしょうね、
海外著名アーティスト招聘を中心に据えたイベントは
渡航の問題を考えたら暫くは実現できないと思います。。。
とはいえ小箱も、狭い空間だから逆に怖い、と思う方も
いらっしゃると思います。
全体的に経済が落ち込んだ状態なので、
収入に変化がない方々からのサポートに
シーン全体が頼る状況が続いていくと思います。

 

そんな中で、DJとしてできることは、
とにかく、一回一回のDJの内容を、前よりも良くする事。
お客さんが少なくても、集中力を切らさない事。
音楽の力を伸ばしていくしか、道はないのです。
これまでは、DJの役割として
集客力はパーティにとってかなりの比重を占めていました。
ですが、コロナ禍以降、求められているのは、
わざわざ会場に来てくれた一人一人に、
来て良かったと明確に実感出来る音楽を提供する事、です。
私がDJを始めてから、現在までを振り返っても、
これほどまでに、音楽の質を問われる状況は
初めてのことだと思います。

 

で、ここからは私の持論なのですが、
アンダーグラウンドな音楽にまで人々が興味を持つ時期って、
大恐慌だったり差別だったり、そういう社会背景があることが多いです。
景気も最悪で、黒人/同性愛者への差別が激しかった80年代のNYで
初期のクラブシーンが形成されていきますし、
その後シカゴでハウスやテクノが産まれた時も同様です。
今の私たちを取り巻く状況は、あの当時よりも
かなり平和かもしれませんが、
今後の長期的な不況と、
Black Lives Matter という言葉がポピュラーになるほど
差別についても真剣に考えるようになった人々の心の状態を思うと、
もしかしたら、これまでよりも、
音楽に興味を持ってもらえる時期なのかもしれません。

 

もちろん、いくら努力しても、いくら成長しても、
著名DJが積極的に動画含めDJ mixを配信している中で、
自分のSoundcloud/Mixcloudの再生ボタンを
押して貰うのは、難しいかもしれません。
現場においても、聴き手の集中力を維持するのは
簡単ではありません。
そうなると、続けていくのがしんどくなりますよね。
でも、多分、本当にDJが大好きだったら、
きっと続けられると思います。
「褒めてもらいたい」よりも「聴いてもらいたい」の方が強ければ、
人が少ない小箱でも真剣にDJするのと同じで、
誰も踊ってなくても、自分が好きな曲が流れてるだけで嬉しくなるのと同じで、
「音楽が心から好き」ならば、続けられるし、
毎日の筋トレみたいに、力は確実につくはずです。
その筋肉をいつ発揮できるか、は、自分にはわからなくても、
私たちみたいに、たまたまジャイルスさんがzeroに立ち寄って、
その時たまたま自分達がDJしていたのが繋がって、
南フランスのフェスティバルでDJ出来ることになった、
そんなハプニングが、きっと大なり小なり、あるはずです。
私ももっと努力します。
不特定多数の方々に、一緒に、って言ったら、変な感じかもですが、
一緒に、頑張って、乗り越えていきましょう。

 


さて、ちらりと書いた6月のBlock Party Live Streamですが、
YouTubeが消え、今日確認したらIGTVも消えてしまってました。
いわゆる著作権の問題ですが、どっちも消えたのは必然なのかな、
もともとクラブでのDJはその一瞬だけのものですし。。。
とはいえ今回は、Black Lives Matterという運動が
日本でも広まった時期での開催でした。
ブラックミュージックに沢山影響を受けて心動かされてきた自分達にとって、
必然的にメッセージソングが詰まった特別な配信だったんですよね。
なので、まだ自分達も再生できてた時のYouTubeとIGTVの音を
けいくんが録音し組み合わせてMixcloudにアップしてくれました。

 

Black Lives Matterについて

言葉で伝えたいことは沢山あります、

だって、自分達がDJ始めた時から意識してきたことです。

そして、差別を無くそう、自由を得よう、と歌う曲達を、

二時間掛けても、足らない、っていう気持ちは、

イコール、自分達のDJ人生を物語っているのかな、とも思いました。
ここにプレイリストも掲載します。
ベラベラと思いついたまま喋ってるので、
意味がきちんと伝わってない部分も多いかと思いますが、
是非聴いてくださいね、喋り、上手になりたい!

 

 

 

 


Dazzle Drums Block Party Live Stream 6.14.20


Love Theme From Spartacus - Terry Callier - Verve Forecast
Umi Says (Zero 7 RMX) - Mos Def - White
Change - Fluid X - Wave Music
Bad Kingdom (Head High RMX) - Moderat - 50Weapons
Disbelieve - Tibi Dabo - Crosstown Rebels
Voices In My Mind - Voices - Sound Of Ministry
Change The Beat - Lynn Lockamie - One
Respect (Club Vocal RMX) - Adeva - Easy Street
It's You (Instrumental) - E.S.P. - Underground
Changes (Fanatix RMX) - Stacey Mallory Ft Gerideau - Iwanai
Talk To Me (Underground Mix) - Third World - Great Jones
The World Is A Ghetto (NK RMX) - George Benson - Promo
Dance, Dance - Danell Dixon - Nite Grooves
Color Of My Skin - Swing 52 - Cutting
Dim - A_A - AUA001
Mista President (DK Edit) - Soul Jazz Orchestra - Promo
Kilode (Kei Sugano Rough Edit) - Tony Allen - Promo
Trip To Durban (Day Mix) - Mr Raoul K, XtetiQsoul - MoBlack
Abanamali - Kwame, Mthandazo Gatya - Seres Producoes
Work Is Work (Kei Sugano Edit) - Tony Humphries - Promo
The Light (Main) - Raw Artistic Soul Ft Ursula Rucker - Gogo Music
Take A Stand For Love (Blaze Shelter Mix) - Gerideau - Music Station
We Got Our Own Thing (Edit) - C.J. & Co - R & R
Welcome To The Club (Kei Sugano Dub Edit) - Blue Magic - Promo
Goin' Up In Smoke (DK Edit 2) - Eddie Kendricks - Promo
Holding On - Intense - Ace
Love Will Save The Day (The Underground Mix) - Whitney Houston - Arista
Can You Feel It - Mr. Fingers - Trax
Into The Sunshine (Dazzle Drums RMX) - Fuminori Kagajo Ft Tracy Hamlin - Nu Notes Music
The Guardian Angel Is Watching Over Us - Golden Flamingo Orchestra Ft Margo Williams - P&P
Calling All Ghetto Children - Arrested Development - Edel
I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free (The Reflex Revision) - Nina Simone - Promo


基本的に6月中は、現場でのDJそしてライブ配信の予定はありません。
7月はまず第一金曜の3日、日本時間だと土曜朝4時から6時の2時間に
Worldwide FMの生放送があります。
(今後は第一金曜日/日本時間は土曜朝04-06時、にライブ配信の予定です)。
その後おそらく最初の現場復帰がBlock Party、になりそうです。
もちろん東京都の感染状況によりますが。。。
みなさまとにかく無事で、元気で、少しでも穏やかに日々をお過ごしくださいね。
私たち自体は、書いた通り、定期的にミックスをアップしたりWWFMがあったり
今後も音楽を発信し続けますので、
ワクチンができるまでクラブやミュージック・バーに行くのが怖い、
という方は、更新時にはSNSでお知らせしていますので、
チェックしてみてくださいね。
どんな状況でも音楽はそばに居ますし、
こうやって書いてる今も新しい音楽は生まれ続けています。
掘り甲斐がありすぎるくらいに。。。。
みなさまの生活のスタイルが、少し変わっても、
音楽とともにありますよう、願っております。

 

いつも有難うございます。

 

 

 

 

JUGEMテーマ:Dance / House Music


"Deliver Me (UBP Vocal Mix)" Urban Blues Project ft. Michael Procter

 

 

 

"Deliver Me (UBP Vocal Mix)" Urban Blues Project ft. Michael Procter

 

前にも何回も書いた、

DANNY KRIVIT先生が滋賀MOVEでのDJ後、

MoveのK-SUKEさんと車で駅に移動する時にDANNYは自分のmix CDを掛け始めて、

その中にDeliver Meが入ってて、

いつ聞いても最高ですね、なんて話をK-SUKEさんと話してた、

そんな思い出の曲。

 

自分がDJ始める前に手に入れたMAWの

Ministry Of Soundsからリリースされたmix CDで大好きになった曲。

(このCDは本当に聞き込んだ、大好きな2枚組)

 

演歌だ古臭いだ言われようがこの曲は自分にとっては

男性voソウルフルハウスのTop5には入り続けてるこの曲の、

ヴォーカリストMichael Procterさんがお亡くなりになって、悲しいです。

Love Don't Liveも好きだけど、

シンプルで地に足のついたグルーヴのトラックに

Michael Procterさんの歌の力量が存分に発揮された

Deliver Meが断然大好きでした。

ハウスを専門にしたシカゴのウェブマガジン、

5 Magazineにも記事が出ています。

Remembering Legendary Vocalist Michael Procter I 5 Magazine

英語ですが、これまでの彼の代表曲なども紹介してるので。

 

 

 

他の人が歌ってたらこんなにこの曲を好きにならなかった。

大好きな歌を私に与えてくれてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:Dance / House Music


Hello 2020 ! 今年もよろしくお願いします。

 

 

みなさまのサポートのおかげで、
2019年も充実した日々を過ごすことができました。
有難うございました!
みなさまは無事に2020年を迎えられましたでしょうか?

 

2019年は私にとっては勉強の年でもありました。
慣れない現場で右手首を骨折し、
1ヶ月ギブスしてたら治る、という医者の見立てだったのですが、
(多分へっちゃらな顔して左手でDJしてたからだと思うのですが)
骨が付いても手は晴れて指も動かないし手首も動かない、
痛くて寝れない、という状況になり、
週3-4回のリハビリ通院と自分でのストレッチや訓練などを
現在も続けています。
とはいえ、12月末に手首の反動で右肩が40肩と同じ痛みが出てきてから、
(脳が1番痛い方に意識を集中するらしく)
右手が以前より随分動くようになり、
1月4日のTimmy Regisfordのパーティの時は、
右手でターンテーブルのピッチコントロールを動かせるようになりました。
それまでは延々と左手だけでDJしていたので、
(ただでさえミックスは繊細な方ではないにもかかわらず)
時々大きなミスもしてしまうことがあり、
現場と聞きにきた皆さんそしてKeiくんにも悪いことをしてしまいました。
できるだけピッチの揺れないダンクラを選んでのプレイを心がけたり、
工夫しながらのDJでしたが、なかなか自分も過信してしまって、よくないですね。
それでも私たちのDJをサポートしていただいたみなさまには
心から感謝しております。
2019年後半は、父も腰を骨折、母も年末に複雑骨折で手術をし、
流石に年を越せば運気も上がるだろうと思っていましたが、
2020年元旦からの3箇所のギグについては、
Keiくんが体調を崩して参加できず。。。こちらも申し訳ありませんでした。
そんな中でも、どの現場でもサポートしてくれる皆様がいて、
ギャーギャーと盛り上げていただくと、頭が下がります。
2020年ももっと精進して、
より進化した/みなさんを楽しませる音楽表現ができるよう、頑張ります。
2020年もDazzle Drumsを何卒よろしくお願いいたします。

 

写真はギブスが取れる前のBPで、記念に、と撮影したものです、
この頃は右手がこんなに長引くとは思わず。。。笑
この鳥は本当に素敵、Jambow!チーム、町田さんはじめBPの皆さんは
いつもホームのような感じ、毎月毎月の大切な場所です。
今週は2020年最初のBlock Party、ですが、
箱側と日程がなかなか合わないので、この辺りで一回、ということで
Music Of Many Coloursとカジュアルに合同な感じにしました。
All Night Longで、Openは少々早めの20時から。
Dazzle Drumsは
21:15-22:30 と、
03:30-05:00 の2セット。
1/12日曜夜はZEROでお待ちしております!
https://jp.residentadvisor.net/events/1360983

 

そして1/18は
早めの夜は私、クラブジャズ系の皆さんで開催しているパーティにお呼ばれしました。
小さなBarですが素敵なお店で(私も何度かお伺いしました)、
DJブースがあり、そこでヴァイナルオンリーでDJいたします。
ダンクラ生音ソウル系が中心です。
私は22-23時半予定、だったはず?他の方も素敵なので聞きにきてくださいね。
https://www.facebook.com/events/2633856993316522/


深夜はなんとRoomにて沖野修也さんとご一緒してRoomに出演させていただきます。
Roomという箱の特性を活かしながらのプレイができるように準備していきます!
SHUYA OKINO presents "Reality" [GUEST DJ] DAZZLE DRUMS
http://www.theroom.jp/schedule/2020/01/shuya_okino_presents_reality_guest_dj_dazzle_drums.php

 

 

ひとまず近い情報だけ紹介しました。
まだまだ右手右肩は痛いので軽い握手しかできない感じですが、
とにかくDJは大好き、痛くてもブースに入るとどうでもよくなっちゃう人間です。
全力で頑張りますので!
みなさま2020年も現場でお待ちしております!

 

 

JUGEMテーマ:Dance / House Music


『WBLS SATURDAY MIDNIGHT DANCE PARTY - JUNE 24 1989 - 』 TIMMY REGISFORD

 

 

1989年のTimmy Regisfordのテープを捨てれずに持ってます。
なぜなら自分が最初に夢中になったTimmyのテープだと信じ込んでたからです。
今回せっかく1/4のTimmy Regisford東京公演でDJするし、
名古屋JB’sの16年開催し続けてるTimmy 忘年会に遊びに行ったのもあって、
久々に聴いてみようと思いました。ですが、
私の20年近く持ってるインドネシア産のミニコンポのテープデッキで聴けず、
母の小さなラジカセを借りて電池を入れ直しても聴けず、
これはテープが悪いのか?と思い、検索した方法を試してみたところ
(テープの巻きを均一にするために軽く叩く、というやつです)
見事聴けるようになりました!
が!
久々に聞いてみたらそれはどうやら別のテープだったみたいです。
私が大好きで掛かってる曲を調べまくったあのテープはどこへ。。。
と考えてるうちに、
色んな人に聞いて聞いてとかしてるうちに
誰かから返して貰えなかった記憶がうっすら戻って来ました。

いずれにせよこの時期のWBLSのTimmy Regisfordは大好きな人が多くて、
私がハウスを好きになってレコード屋さんに通い始めた時期を考えると、
このミックスもFMで流れてから短くても8年は経ってるんです。
それでもその時期のテープがダビングされて売られてた(くらいに需要があった)
ということなんですよね。
せっかくなので判る曲を書き出してみました、
どんな風に掛けたかもラフに。


昔からTimmyは「綺麗にミックスする」ということよりも
「ミックスしたい!」という発想が浮かんだら難しくてもチャレンジする、
そして大きくズレてても最後にはちゃんと合う(というかなんとか流れはできてる)。
とにかく普通にプレイしないDJで、
その発想の斬新さ、そしてレコードでガンガンミックスする度胸と技術力に、
みんな夢中になって聴いて、アイデアを盗んで、練習したものでした。
私も久々に全盛期のTimmyを聴いて反省しました。まだまだ努力が足りない。

 

今のTimmyはハウスハウスハウス
なのでこのテープのプレイとは全然違いますが、
打ち込みのビートが積極的に使われるようになったこの時期、
つまりダンクラからハウスへ移行していく重要なタイミングで、
シカゴの解釈とは違うNY初期ハウス

(当時のNYのDJはダンスミュージック、って表現をして差別化してましたが)
を最も効果的に広めたのはTimmy Regisfordに他なりません。
最近のハウスやシカゴ/デトロイト的なハウスクラシックスしか馴染みのない方がいたら
ぜひYoutubeとかで曲を検索してチェックすると面白いとおもいます。

 

 

 

 

 

『WBLS SATURDAY MIDNIGHT DANCE PARTY - JUNE 24 1989 - 』  TIMMY REGISFORD


A面
“You Must Be The One” Ten City の途中からスタート
“Love Is The Message (Edited By Danny Krivit / T.D. Records)” MFSB をプレイし
"Can't Win For Losin'(Kevin Hedge Mix)" Blazeをロングミックスしてフェードアウト、
Love Is The Message だけに戻り
その後不明歌物(でもすごくいい歌詞、みんなで良い社会を作ろう、的な)の後
“Break 4 Love (Instrumental)”  RAZE 20秒程度で次の曲とロングミックス
“Where Do We Go?” Ten City
不明インスト 30秒で次の曲へ
“You Don’t Really Love Me” Blaze
"Notice Me" Sandeeを2分くらいプレイして次の曲へ
不明インスト1分くらい掛けて次の曲へ
不明曲Glenn Jones - I'm Somebody のカヴァー
インスト”Took My Love Away" Ellis Dから
“My Love Is Right” Champagneへ
不明インスト曲から
“Dancin’ “ Grey & Hanksをかけて、
“There But For The Grace Of Got Go I” Machineを途中からミックス後、
2枚使いで片方を2拍ずらしてディレイの効果を出しながら延々ロングミックス
で、ロングミックス終了後にすぐ途中から”Star Love”Cheryl Lynn
曲の途中で大胆にLとRにpanを振る
そしてフェードアウト、テープ終了

 

 

B面
 "Make It Last Forever" Donna McGheeの印象的なシンセソロから始まって
バックが無音の状態になり、ジングルが入って
“Holding On” Soul II Soul (“I Want Your Love” Chicのストリングスのメロデを導入した曲)をプレイ後
不明曲 と不明曲のロングミックス
“Trance Dance” D-Mob Feat. Gary Haismanの後
“Always There” Chavoni (“Always There” Side Effectのカヴァー)
そして“Love Sensation”Loleatta Hollowayをブレイク部分のヴォーカルからミックスしてから
"Move Your Body (David Cole ver)” Marshall Jefferson を掛けたまま
“Relight My Fire” Dan Hartmanをサビからロングミックス
途中3枚使いで”Music” D-Trainをブレイクの部分だけ混ぜて
すぐにまた“Relight My Fire” Dan Hartmanに戻り
インスト“Hardcore Hip House (Joe Smooth's Too Deep Mix)” Tyreeをかけて
”Walking On Thin Ice (Re Edit) "  Yoko Ono をブレイクの印象的なリフレインからミックスし
“Once In A Lifetime” Talking Headsは頭からプレイ
“Without You” Touchのブレイクに似たシンプルなビートを掛けてからすぐ
"Can't Nobody Love Me Like You Do" General JohnsonをAメロからロングミックス
でフェードアウト、テープ終了

 

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ラフですみません、
そして新年のご挨拶もせず、
Timmyネタで失礼しました。
いつもサポートしてくださる皆様への新年のご挨拶は後日きちんと書きますね。


今夜1月3日は GASOLINE @ Koara にお呼ばれしてDJです。
TimmyはKiss FMの頃(90年代ソウルフルディープハウス)が好き、という方も多いのですが、
GASOLINEはそのテイストに近いかもしれません。
今夜は久々に切ないディープソウルフルハウス多目のセットでやれたらと思ってます。
ぜひ来てね、Music Charge 1000円です、お気軽にどうぞ!

https://jp.residentadvisor.net/events/1358378

 

 

で、1月4日はローカルDJさんたちと一緒にTimmy Regisfordのサポートをします。
皆様是非是非お越しくださいな。
なんだかんだTimmyは今も超個性的、TimmyはTimmyの濃すぎるくらいのスタイルがあります。
そしてTimmyだけでなく東京ローカルのDJも聴いてね。

https://jp.residentadvisor.net/events/1359613

 

 

両方のパーティでお待ちしております!

 

 

 

 

JUGEMテーマ:Dance / House Music


「観る」が主体になりつつある今のシーンと向き合いながら

 

 

 

 

 

 

先日のDanny Krivit の前にプレイした録音をアップしました。

(お越しいただいた皆様ありがとうございました!)
私もこれを聞いて復習しながら書いてます。聴いてね。
随分久々ですね。
まだインタビューの仕事があるけれど、
ピンとくる質問が出てこないので。。。
こういう時は「書く」に戻って得ることもあるんですよね。
ミックスは、ぜひpt.1から聴いてね。
盛り上げるだけじゃない音楽、心で踊る音楽、
そういうものがあってのハウスミュージックだと思う、
というのは何度も話してることですね。

 

いつもいつも忙しいと書いてしまうけれど、
今年は随分仕事を詰めすぎてると思います。
ここまでやらなくてもいいだろう、という事を
細かく手間暇を掛けてやる、という仕事の仕方。
この数年は自分たちのキャリアそして
東京の(ディスコではなく)ハウスシーンにとって
すごく大事な時期だと思ってるので、
少しでも自分たちが出来る事をやらないと、と思います。
ダンスクラシックスやディスコ、ヴァイナルブームとか、
そういった良き流れを伝えられるDJさんは多いと思うけれど、
ハウスの奥深さを伝えたいと思うDJさんは随分少なくなったと感じるので。
あとは、ここ最近は随分クラブの遊び方も変わってきて、
みんな珍しいものを「観に行く」ようになってきたと感じます。
珍しいものに人が集まったら、期待度も上がるし、
そういう元々高揚感が高まっているフロアを盛り上げるのは
(その状況に慣れてさえいれば)
さほど高度なスキルが必要されることではない、というのは
長くDJを真面目にやってきた人なら実体験でご存知かと思います。
けれども今は、DJのスキル以前に、
まずどう人を集めるか、ができれば、ビジネスは成功する、
そんなシーンになりました。
世の中がそうなるほど、私は小箱に行き、ローカルDJを聴き、
どこかに「良い音楽を見つけて現場で掛ける」という事に
もっとも多く時間を割いている本当のDJを探し続けます。
ボロボロのTシャツを着ていても神様のように見える、
そんなDJの姿に随分出会えなくなりましたね。
「何がかっこいいか」の美意識が時代によって変わった、
っていうことなのでしょう。きっと。私は変わらないけれど。

 


この、お客さんの「観る」という行為が
近年とても重要視されているからこそ、だと思うのですが、
Danny Krivit先生は、今回もDommuneで7インチセットを選びました。
7インチセットはお客さんから見えないと魅力が伝わりにくい、
という考えはダニーは以前から一貫してます。
以前Ventでプレイした時も、上から7インチでプレイしている姿を
壁に移して投影する、というのを、ダニーの希望でやりました。
7インチ、実際DJするとわかりますが、12インチよりも溝が薄くて操作も繊細ですし、
特にクラシックスやソウルだとミックスのポイントもバラバラですので、
プラスαのスキルを要求されます、曲も短いですし。
だから、結構、著名なDJさんでも、7インチでのDJは、
ミックスや出音がラフな方が多いと思うのですが、
ダニーは7インチでもスムースにミックスする方なので、
映像や見えやすいブースでないと、7インチっていうのが伝わりにくいんですよね。
だから、「フロアから手元が見えるように」というのを意識してるのだと思います。
ただ、ダニーはこれまで自身の日本ツアー、もしくは東京のギグを
7インチオンリーのセットだけやりたい、という事を言ったことはないと思います。
いつも、新しい曲、自分が作ったエディットでレコードになっていないもの、
もちろん12インチも、いろいろ掛けたい人だからです。
好きなフォーマットの中から音楽を選ぶのではなく、
音楽そのものの魅力で選ぶから、フォーマットは多様になります。
ダニーは本当にレコードを愛してる人なので、
もしレコードだけ掘っていたらいいハウスが見つかるのだったら
レコードだけで十分だと思います。
けれどもいいハウスがレコードで出てないからデータも掛ける。
もちろん、ダニー自身が作ったエディットも、ですが。
ただ、DJというのが増えすぎてしまった現在、
レコードも掛けれる、ということ、
そして何かが起きているのを「観たい」という欲求に答える、ということを
以前よりも随分求められている状況になってきました。
ダニーが最近7インチセットをやるようになったのは、
(おそらく12インチやLPはこれまで掘り続けてきた分)
7インチを掘るのが純粋に新鮮で楽しい、というのもあるだろうし、
それと同時に、
ジャケットの魅力や7インチをプレイするときの見た目のインパクト、
という魅力も理解しているからだとも思います。
一曲が短い分、クイックにミックスしていく感じも、
飽きやすい今のリスナーには合っていますよね。

 

さて、
7インチセットでもなく、
レコードオンリーでもなく、
データを使いながらDJするとき、
そして自分はスーパースターでもなく、
皆の目を釘付けにする容姿ではない場合、
つまり「観せる」という手段で
お客さんを惹きつける要素を持ち合わせていない自分たちは、
どうやって聴く人の心を動かそうとするのか。

 

ここからは毎度の、自分なりの手法/考え方、ですが、
まず音楽的には、できる限り飽きさせないようにすること。
自分の持っている曲の展開を理解して、
どこからどこまで聴いてもらえればこの曲の魅力が伝わるか、
を、あらかじめ自分の中で知っておく。
曲が終わるから次の曲をミックスしないと、という意識ではなく
(もちろん次の曲が決まらなくてギリギリになっちゃう時もあるけれど)
「この曲はここまで聴いてもらえれば大丈夫」という部分が終わったら
そこから次の曲にミックスして、聞き手が飽きる時間を極力少なくする。
もちろん曲の頭も同じで、どこからかけようか、というのは常に意識します。
ダンスクラシックスにおいては、この「どこから掛けるか」は特に大事で、
頭はビートが揺れるけど、32小節後からドラムが一定のリズムをキープしたりする
そんな曲も多くあるので、
それを聴き分けて、あらかじめ知っておくことで随分ミックス面でも役立ちます。
私はミックスが上手い方ではないし、リズム感は人より劣ってる人間なので、
ダンクラのBPMはあらかじめ測っておくことが多いです。
新譜にしろダンクラにしろ、曲の構造を知っておけば、
例えば、もし
「あ、この曲ちょっとフロアと違ったな」
と思ったら、
ある程度曲の魅力が伝わる部分まで掛けたら、次の曲にミックスして
早めに軌道修正することができます。
選曲を間違えたと感じたら、その曲が終わるまで待たずに、別の曲に変える勇気が大事。
ちゃんと曲の構造が理解できてれば、
不自然に慌ててミックスしたような印象を与えることも最小限に抑えられます。
もちろん、この曲は長く掛けないと魅力が伝わらない、と思うのならば、
堂々と長く掛ける。
で、こういう時こそ、アイソレーター、って大事だと思います。
歌やメロディ、展開に合わせて、アイソレーターを動かす、
もしくはEQを動かす。
なんども書いてるかもですが、
アイソは、聴いてもらいたい帯域を引き立てるために
別の帯域を削って効果を出すんです。
例えば、ヴォーカリストが高く歌い上げた部分で
低音を切ることで、声の動きを強調させるんです。
歌を聴かせたいからってそのままMidやHighをあげたら、
ただ耳が痛いだけですし、例えば幾ら美味しい寿司でも
無理やり口に押し付けられたら、美味しさも半減します。
アイソも同じで、いい部分を引き立てるためのバランスが大事です。
例えば「ここからKickが入ってくのを強調したい」と思ったら、
最初のインパクトで低音を出しても、しばらくしたら少しずつ元の状態に戻していく。
そうしないと、どんどん全体のヴォリュームが上がるだけです。
音量は出せばいいってものではないんです。
でも、小さければいいってものでもないんです。
全部はバランスなんです。
だからDJ前のサウンドチェックは大事だし、
(全部の帯域が伸びやかに鳴る音量を確認すること、
どのくらいのレベルでどのくらいの音量なのかをフロアに行って体感すること、
ブースにいるだけではサウンドチェックではないんです)
自分がDJしない時も、いろんな場所でいろんなDJを聴いて
自分がどう感じるか、お客さんがどんな反応をするのかを
(誰かと話していても)いつも気にしているのは大事なことです。
そして何よりも練習は大事。
先週のBPはもっとハウスを混ぜればよかったけど、
なかなか自分がうまく流れを作れなくて
(体調もあって体を動かせなかった、っていうのも大きい)
反省して、どうしたら良かったんだろう、って、
毎回終了後にけいくんと話すけど。。。
結局、それらすべてを解決するのは、練習量なのです。
練習して、パターンA,B,Cって自分の中でヴァリエーションがあれば、
自分がなかなか集中できなくても、
経験でなんとか形を作れたりするものなのです。
練習が大事。
そして、DJ中に体を動かすこともすごく大事。
ダンスミュージックだから、自分の体を動かして
身体をフロアと同じテンションに近づけると
集中力を持続できることが多いし、発想も浮かびます。
普通に、遊びに行った時、全く動かないDJさんより、
動いてるDJさんの方が、観てて楽しいですよね。

 

「観せる」が大事な今のシーンの思うと、
DJ中は動きが大きくても損はない、と個人的には思います。
今人気のあるDJさん、みんな動きが大きいでしょう?
ミックスに必要ではない余分な動きも、たくさんしてるでしょう?
お客さんにリアクションを求めるような派手な動きだけではなく、
音楽に合わせてひらひら動いたり、踊ったり。
あくまでも、ブースで腕を上げてお客さんにリアクションを求める、とか、
そういうのではない、音楽に夢中になるからこその動き。
私自身は昔からダンスフロアにいるのが好きだったので、
ブースで踊るのは、ありがたいことに、すごく自然に出来ることです。
もし、どうもブースで踊ったりはなかなか難しい、というみなさんは、
まずダンスフロアでもっと踊る、というのはいかがでしょう?
何より、誰だって、踊って貰ったら、嬉しいです。
これは私の勝手な統計ですが、
多くの、DJブースで真顔のDJさんは、
ダンスフロアでも立ってるだけだったり、軽く揺れる程度だったり、
もしくはずっとBarで飲んでたりする印象が強いです。
もしくはDJブースの横でじっとDJさんを見ていたり。
私自身もダンスフロアにずっといるってことが昔より少なくなりましたが
それでも出来る限り音楽を聞くし、時には話の途中でも曲のブレイクで
声を出してギャーギャーやったりします。
まずは積極的にフロアから踊って声を出して盛り上げて、
っていうのを体に染み込ませておくと、
DJ中にブースでも自然と体が動きます。
変な動きも、フロアで音楽に合わせて積極的にやってると、自然とブースでも出てきます。
そうすると、もっとDJが楽しくなるし、リラックスします。
動かないと逆に緊張するし、頭も硬くなるし、発想も浮かばず。。。
ああ、良くない、悪循環だ。反省。
そう、私自身、体が動かない時は、大抵調子が悪くなるんです。

 

「有名人」でないDJは、
DJプレイの時間に少しでも人の心を引きつけることが大事だから、
その短い時間にどれだけ自分がこの音楽を愛してるかを
音楽そのものと、DJへの姿勢で伝えていかないと。
好き、ではなく、その「熱量」がちゃんと伝わるプレイを
毎回意識してブースに立つことを忘れちゃいけないと思う。
でも、こうやって書くと、Dazzle Drumsはいいじゃないか、
曲も出してるし、CDも出してるし、って
思う人も多いかもしれません。
でも、曲にしろ、mix CDにしろ、
「出す」って決めて必死に動かなければ実現しません。
GWにリリースしたCDだって、
去年末にDisk Unionの方々と企画の話をしてから、
実現するまでにいろんなアイディアの出し合い、そして
そこから生まれてくる面倒なことが沢山あります。
ハウスの有名なDJさんのミックスCDのリアルな売上枚数を教えていただき、
じゃあ自分たちはどのくらいの枚数を目指すのか、
一人でも多くの人に手にとってもらうのにはどうしたらいいか、
誰もが聞きやすい、掛けやすいCDにするのにはどうしたらいいか、
ハウスだけじゃなくダンクラのエディットも入れたほうがいいのでは、
そんな試行錯誤を重ねた上で、形に残るものを作っていく。
「リリースする」って決意して、実際に形にすることは、すごくパワーがいる事なんです。
ここで私は声を大にして言いたいのは、
みんなもっとsoundcloudなり、Mix CDなり出して、
もっと自分のDJを沢山の人に聞いてもらうための「名刺」を
作ったほうがいいと思います。
「名刺」が必要だから曲を作る、というのを
よく聞きますが、名刺のための曲作り、は、
動機が違うのでは、と、個人的には、思います。
作りたい、作ったものを掛けたい、というのが、
曲作りの動機、だと思うのです。
だから、DJをやりたい人ならば、DJミックスを作って、
「自分はこういうDJをします」っていう「名刺」にしたほうがいいと思います。
どうしてみんなミックスをもっと積極的にアップしないのか、分からない。
CDを作るのは経済的にも大変かもしれないけれど、
ミックスだったら、あって損なことなど全くないと思います。
例えばイベントにDJで呼ばれて、集客を要求されたら、
自分のsoundcloudのリンクと一緒に友達にメールを送って
「自分はこういうDJやってます、聴きに来てね」って書けば、
自分の音楽も伝わるし、
無理やりやらされてた(かもしれない)集客作業も
音楽の評価として自分に返ってくれば、なんらかの形でプラスになります。
「2曲目がよかった」と言われたら
その人が来てくれたときにその曲をかけたら喜ぶし、
そういうコミュニケーションが取れることこそが
ローカルDJの醍醐味でもあります。
有名無名に関わらず、どんな立ち位置だって、予算がなくたって、
今はネットにミックスをアップして拡散できる時代です。
昔はDJは、CDを焼きまくったり、テープをダビングしまくったりしたのです。
遊びに行けば、知らないDJさんに声を掛けられて、
「こういうパーティやってるから、よかったら聞いてみて」
って、パーティのお誘いと同時にミックスを貰ったりしました。
それに比べたら全然費用もかからないのに、どうしてやらないの?
東京は人が多いから羨ましい、っていう皆さんも、
ミックスはどこに住んでたって作れるしアップできるのだから、
どんどんやったらいいと思います。
苦労してミックスを仕上げる、という作業を繰り返すだけで、随分勉強になる。
現場と家とでは違う、とか、いろんな意見があるけれど、
もし自身が、自分の音楽性を示す何らかの「名刺」を持っていないならば、
ミックスをアップして、聞いてもらうことは、絶対やったほうがいい。

 

「観る」が主体になりつつある今のシーンに変化したのは、
DJの音楽的表現力の低下そのものが原因なのかもしれない
と、と仮に考えて。
もっと音楽そのものを聴きたい、楽しみたい、と多くの人に思ってもらうように
DJそのもののスキルを上げていく。
そんな努力は、やって全く損はない。
練習する、ミックスをアップする、現場に行く、他人のDJも積極的に聴く、
そしてそれらを全部楽しむ、そんな仲間がもっと増えたらいいなと思ってます。

 

 

 

昨年末から苦労して完成したMix CD、宣伝させてください。

『Unreleased Remixes & Edits』Dazzle Drums

https://diskunion.net/clubt/ct/detail/1007902927

Disk Union限定です。
なぜなら大人の事情だからです。なので、配信でも売りません。

全部ではないですが、下の動画で何曲か聴けるようにしました。

タイトルがついてる曲は、頭からCDJとかでプレイできます。

interludeと書かれてるトラックは、ミックス部分です。

 

 

 

今月、いくつか東京以外もDJしますので告知させてください。

 

 

 

 

5/24旭川、5/25北見、と北海道でDJいたします。

東京以外の都市でDJするときにきになるのは、

定番とそうではないもののバランス、

あとはどこまでエッジを効かせるか、

もしくはどこまで柔らかくするか。

頑張ります、せっかく呼んで頂くのだから。

Fantaさん、ありがとうございます。

 

 

こちらは2年ぶり?の韓国、ソウル。

前回もDJさせていただいたVENUE /で、

私たちの曲をかけてくれたLEAMさんと今回は共演です。

Riaさんありがとうございます。

ハウス、強かった記憶です、オーガニックなハウス、

アンダーグラウンドなハウス、あとはファンキーなダンクラ、

持っていきます。

 

 

他、東京開催はこんな感じ。

 

Block Partyは次回はダンクラセット。楽しみ、ご期待ください。

前回から16時スタートになりました。

やって見たら、DJ時間が足らない、って思いました。

なんていう贅沢。。。いや、でも慣れていきたいです。

ぎゅっと凝縮した日曜午後のパーティにしたいのです。

 

 

 

次回MOMCの詳細も出来てます。6月21日です。

 

 

ゲストはVince Watson、に、Sauce81さん。

このお二人が使ったRoland機材をFoyerに展示、

誰でも触って音を出せる、

しかも抽選で機材もプレゼントする、という

Roland様のサポートで実現した企画、

去年からやりたかった企画、です。

「観る」が主体なら、何を見せるのか。

その視線の先が、「素晴らしい音楽表現」であるならば、

それはちゃんと音楽に返って来る。

どんなシーンになっても、どんな価値基準になっても、

音楽そのもので心を動かす、という信念に

まっすぐでありたいと思います。

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:Dance / House Music


12インチ好きです。今週はJ-Wave / 新丸とoathとBlock Party

 

先月は

Music Of Many Colours

Yokohama Record Market

ありがとうございました!

 

MOMC1回目のセットはある程度私自身は迷いなくできた感じがします。

Rancidoのあとの2回目のセットは。。。(毎回の課題でも有りますが)

朝4時のStudioフロアというのは本当に難しい。。。

それでもあの場所で自分たちの目指すことを色々トライできることは

本当にやりがいのあることです。

撮っていただいた写真とか映像とか観てると

自分たち案外笑ってたりして、つまり凄く充実してたのだなと思います。

ずっとみんなが好きでイントロで反応するような定番に頼らずに

これまでとは違うハウスのフロアを作るのが

このパーティでの音楽的な目標です。

だからダンサーさん達と一緒にパーティしているんですよね、

その瞬間の音楽に対して、知識ではなく、音楽そのものに反応して踊る、

そんなダンサーさん達が好きです。

もちろん、これまでのNYハウスが培ってきた伝統的なダンスミュージックも

大切に引き継いでいきたいと思ってます。

(ちょっと、ここ最近になって、またシーン全体の流れが変わってきましたね。)

そのためには掛け方をちゃんと考えないと、

どこから掛けるか、どうやって掛けるか、何を選ぶか。

 

次の日のYokohama Record Marketは

ヴァイナルセット、という話だったので、

BPM95位のソウル / ファンクから始めようと思ったけれど

その日のDJの皆さんが結構同じような感じのレコードが多い印象だったので

Deodato"Keep On Movin" 12インチでスタート、

掛けながらタンテを横置きにして、

それからずっとほぼほぼ12インチ多め、アルバムから1曲、7インチは1枚?

終わった後に、音が良かった、といろんな方に仰っていただき、

うーんと考えた末、やっぱり12インチが大きかったのでは、と思います。

私も、定番をパッと短く掛けれることや、違うverがあること、

コンパクトで軽いのが魅力なので7インチを買ったりしますが、

12インチは、やっぱり音が良いんですよ。

7インチの音質は個性的だけれど、やっぱり12インチの音質には伸びやかさを感じます。

風通しが良くて伸びやかで粒が際立つ音。。。

とにかく私は自由が好きなのです。

私がDJ始めた頃は周りのDJさんは口を揃えて

「7インチは音が悪いからなあ」って言ってた。

とはいえ、12インチの曲の長さは

今のダンスフロアが求めるスピード感とは違うので、

自分もできるだけ、12インチ、もしくはデータでも、ダンクラを掛けるときは、

「どこからどこまで掛けたら良いか」を考えるようにはしています。

Yokohama Record Marketでも

(データでかける時によくやってた)"Running Away" Roy Ayersを途中からとか、

Candido "Jingo Breakdown"とか最後まで掛けてても飽きちゃうので

途中で変えたりとか(とはいえあの時は

もう少し早く次の曲移っても良かったな、とも思いつつ)。

 

でも、DJの出音は、もともとプレイしてる音源がきちんとしていれば

大抵は音量を出しすぎなければ、なんとかなります。

でも、前のDJさんが出しすぎてて、盛り上がってたりとかすると、

急に下がると、盛り下がったりするので、

そういう時は、私は、DJ交代した後、

曲の展開に合わせてアイソレーター/EQを触ったりして変化をつけて、

そのタイミングで音量を落としたりします。

すごくシンプルなやり方だと、Lowの音量を展開に合わせて削って、

その間にGAINを抑えて、

そのあとにLowの音量を戻してあげると、

違和感少なく、音量を抑えることができます。

そうそう、

PioneerのミキサーならアイソとEQの切り替えができるので、

ロータリーノブのアイソを買わなくても

音の感じは再現できます。

 

今週は。

明日金曜日

J-Waveで私のミックスが流れます。

CHICKS ON A MISSION TOKYO

国際女性デーということで、

一週間 Tokyo M.A.D.D. Spinは女性DJさんだそうです。

私もお誘いしていただき、2時間ミックスを提供しました。

遠くの皆様、金曜深夜03:00-05:00 J-wave聴いてね。

 

 

お近くの皆様は!

同じ金曜日、国際女性デーなので、

丸の内ハウスで

CHICKS ON A MISSION Tokyo設立記念パーティに出演。

私(というか全員)DJ時間30分だけ、なので

私は30分で10曲は掛けます。マジです。

20:30からです、お近くの方はぜひ。

 

 

 

次の日はOath、昨日けいくんとDJミーティングしてたら

朝の5時近くになって。。。でもこういう時間はとても有意義。

 

 

Dazzle Drumsは
0:00 - 1:30
3:30 - 5:00

 

です!フランソワさん前後にどうぞ!

共演者はMidori AoyamaとMizukiちゃん。

美男美女に囲まれて菅野家は震えるばかり。。。

新しい場所のoathでどうDJするか、の課題について

自分たちなりの表現で少しでも応えたいと思います、頑張ります。

 

 

Block Partyは、Soul ClapなどのチームCrew Loveのメンバー、

LowheadsのNana Duah がゲストでDJします。

イタリアンハウス / ディスコの風を感じにきてください!

 

15:00-16:30 Kengo
16:30-18:30 Dazzle Drums
18:30-20:00 Nana Duah
20:00-21:00 Dazzle Drums

 

 

 

リリースなり新しいプロジェクトなり、

色々忙しい中ですが、

やっぱりDJそのものをしっかりやることが自分たちの真骨頂です。

ぜひ現場に遊びにきて頂けたらと思います。

現場に行くのが難しい方は是非mix聞いてやってください。

 

パート1!

 

 

パート2!

 

 

パート3!

 

 

つまり、

以前にOathでオープンラストでプレイした時のMixを

コツコツ上げていっております。

mixcloudもやっているのです、よかったら聴いてね。

 

いつもありがとうございます!

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:Dance / House Music

 

 

 

 

 

 

 

 


機材チェックは大事。

 

急にバタバタとMusic Of Many Coloursの開催が決まって、

それにしてもあまりに急だったので、

そこからガツガツバタバタと色々決めたりして

先週末のミーティングでやっとフライヤーも渡してみんなと話して

気持ち的には少し落ち着いたかな、という感じ。

今回はアムステルダム在住のRancidoを招聘します。

私の周りのDJさんには結構反応がよくてびっくり、嬉しいです。

今回のダンサーさんのshowcaseは

ブラックライト / ペインティングを使った新しい試み。

DJに関しては、

ハウス特有の温かさや華やかさ優しさ分かりやすさ、という側面は

Contactフロアの方が毎回のびのびと発揮される傾向があるので、

だったらそれを各DJさんにのびのび活かして頂いて、

Studioフロアはもっとディープに力強くを目指そう、

という気持ちでおります。

人と話すよりも音楽に黙々と向き合いたい、

フロアで踊っていたい、という人に向けて。

みなさま2月22日、ぜひContactにお越しください。

 

 

https://www.residentadvisor.net/events/1213011

https://www.facebook.com/events/352743592228833/

 

 

先週末はDJがなかったので、

いろんな場所にいろんなDJさんを聴きに行きました。

自分が好きな音楽と近いDJさんを探す旅。

延々と、この旅を続けている。

どこに行っても、その時人と話していても、お酒を飲んでも、

どのタイミングでミックスしてるか、とか

曲をどう掘っているのか、とか

(Defectedとかヒットチャートばかりでないか、とか)

ダンスクラシックスは原曲を好むか、ビートが揺れないEditを好むか。。。

いろんなポイントで、その人のDJを聴いています。

何よりも、その人が音楽そのものにどこまで夢中になっているか、

を感じ取るようにしています。

私自身が遊びに行った時も、そうやってDJの音楽を聴くのだから、

自分もそうやって聴かれているはずだ、と思うと、

毎回真剣に準備しながらも、うまくいかないときは、恥ずかしい気持ちになります。

それでも、いつも思うのは、

自分のDJがうまくいかなかった時に、誰かのせいにしないことを心がける事。

 

特に機材に関しては、自分のUSBがお店のCDJで反応しなかったら

それをお店のせいには絶対にしないし、予備のUSBまたはCDまたはアナログで対応する。

タンテが調子悪かったとしても、

もし自分がサウンドチェックする時間が取れなかったらそれは自分が悪いし、

もしサウンドチェックしたとしても、トラブルが起きたらCDかUSBでプレイすれば良い。

サウンドチェックしなかったのに、

プレイ前にやって来て機材の調子が悪いとお店に文句を言うのは、

私には全く理解ができないけれど。。。そういう方、随分多いんですね。

CDJは2000nxsかnxs2じゃないから調子が出ない、とか、

古いCDJでUSBが反応しなかったら店に文句を言う、とか、

自分で針を持ち込んでも自分で針圧の設定ができなくて

それでタンテの調子が悪いとお店のせいに、とか。。。

針に関しては、お店が決まったカートリッジを予め装着しているなら、

お店側は「この針が最もここのサウンドシステムに合う」と選んでいるものだから、

基本的にそれをそのまま使う方がいいと思います。

針を自分のものに変えた時、どんな音に変化するのかをサウンドチェックで比較しないで、

プレイ前に針を変えるのは、それが必ずしもいい結果を生むとは限らない。

だから、予めお店の針が装着されているなら、基本的には私はそれを使います。

USBに関しては、よっぽどの変なエラー表示ではない限り

CDJ側に問題があって反応しない、と考えるよりは

自分のUSBもしくはUSBに入っているデータに問題がある、と思った方が、

トラブルの解決に早くつながります。

iTunesで購入したm4aフォーマットの曲をそのままUSBに入れて持って来ても

著作権保護でCDJで再生できない、とか、よくある話です。

あとはUSBデバイスのフォーマットも確認して。

リンクに関してはケーブルの接続確認もしっかり行って。

(CDJ2000のマニュアル貼っておきます。

https://jpn.pioneer/ja/support/manual/manual_pdf.php?m_id=6619

最新機種で対応できても2000では出来ないことも多々あるし、

2000nxsや2000nxs2が置いていない環境も多いです。)


もちろん、モニターが聞こえにくい(もしくは無い)、とか、

タンテのピッチを触るたびに針が跳ねる、とか、

お店のDJブースによって自分では解決できない、いろんな要因があるけれど。。。

でも、同じ環境でも、DJきちんとできる人は、できるんですよね。

私もミックスが巧い方ではないし、

お店のセッティングと相性が悪くてDJに集中できない時もあるけれど、

同じ環境でも出来るひとは、出来るんです。

自分はそうありたい、と思います。

そして、愚痴ることはあっても、

お店が悪い、という発想を持たないようにしたいです。

トラブルが起きた時、

困っていたら助けてあげたいと思うけれど、

(分からないことに遭遇するのは誰だって起こることなので)

お店のせいにするのが聞こえると、それは違うのでは、と思う。

そういう人が多くてびっくりしたので書きました。

あと、CDJのUSB差込口で携帯を充電するのは本当に迷惑です。

乱暴に抜き差ししたりとかも、迷惑です。。。

タンテにバッグ置いたりとか、

酔っ払ってお酒こぼしたり、

咥えたタバコを落としてタバコの火でCDJを凹ませたり。。。

ただでさえお店を維持するために家賃が沢山掛かるのです、

お店の機材、もっと大切にしてあげてほしいです。。。

 

 

とはいえ、サウンドチェックをしても、

いざDJする時になって、レコードセットの時にタンテが跳ねまくったりとか、

そういうこともありますよね、

そんな時は、お店もそんなつもりはないだろうし、

DJさんもお店も、かわいそうだな、と思います。。。

(そういう光景も見て来ました。)

レコードでのDJの時は、

メインタイムと同じくらいの音量でサウンドチェックしないと、

ハウリングとか、低音で針が跳ねないか、とか、

確認できなかったりするんですよね。

これについては、私も時々、うっかりします。

あと、お店の針の針圧設定が軽いと、

盤によっては針飛びを起こすこともありますよね。

いつも家では針圧3で練習してたレコードが、

針圧2の現場で、跳ねて、泣く、という事態も、ありました。。。

USBに関してはいつも1TBを持ち歩いてますが、

欲張って沢山入れると、HDDがトラブルを起こして

Emergency Loopになったりします。

あと、HDDは振動に強いものを選ばないと、

ブースの振動でHDDが止まったりします。

そう考えるとやはりUSBスティックは安定してますね。

容量が少ないですが。。。

いずれにせよ機材チェックは大事、

自分の針やUSBを把握することも大事。

あ、レコード綺麗にしておくのも大事。

 

 

そういえば、去年末にOathでDJした時、お店のかたと、

アナログの出音を、もっと理想に近づけたい、という話になって

数日後のカウントダウンの時に

お店の針が変わっていたのが印象的でした。

そういうお店側の姿勢は、気づくと嬉しくなります。

私自身も、

移転前のOathと今のOathは場所も違うし環境も違うのだから、

もっとこの場所にあったDJができるように変化していけるように頑張ります。

 

 

次回oathは今度の土曜日です!

久々のKogaさん、初めてのMizukiさんと、お待ちしております。

 

その次の日は、Block Party All Night Long。

 

 

 

All Night Long、本当はI'm dying to rock with you all night longと歌ってます。

このレコード、裏の方が人気あるのかな。

私はAll Night Longが好きです、掛けたいな。

日曜日は夜開催のBPに是非。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:Dance / House Music


新譜を掘れば掘るほど。(今日は新宿で2018年新譜トーク)

 

今日1/29に行われる
ディスクユニオンが企画主催しているトークイベント、
「2018 BEST DANCE MUSIC for DIGITAL」
の準備をしております。
以前はNoriさんと一緒に参加させていただいたこの企画、
今回はsodeyamaさんと参加させていただきます。
2018年にデジタルでリリースされたものの中から
それぞれが10曲をピックアップしてご紹介する、というものですが、
勿論、単純に去年売れた曲という視点で選曲する訳ではなく、
個人的には、自分のDJのためにどう新譜を掘っているか、も含めてお話ししたくて
10曲を選ばせていただきました。
料金はドリンク代600円のみ。みなさまお気軽に新宿へお越しください!
駅からも近いです!

 


https://diskunion.net/clubt/ct/news/article/4/79040

 

 

私自身のデジタルの新譜のチェックの仕方は、
新しくリリースされてるものを延々とクリックして聴きまくる、
とにかく聴きまくる、それしかない。
とはいえ膨大なので、見逃してるものは多々あるはずですが、
だからこそチェックにはできるだけ時間を掛けたいと思っています。
Traxsourceに関しては、

各ジャンルの Essential / Hype Chart / Weekend Weapons といった
Traxsourceがオススメとして毎週ピックアップしたものが
素直に売れちゃってTop100に入ることも多く、だから私は昔から
「こんな曲ばかりなぜチャートイン」みたいな曲が沢山。。。いや、好みの違いですよね。
ただ、安易にチャートを信じず自分の耳で掘って欲しい、

というのは声を大にして言いたい。
私がTraxsourceを掘ってる時はずーっと、
「何でこれがアフロハウスなんだ〜」(ジャンル分けの話)とか、
サンプリングネタがすぐ分かって「流石にこれは。。。」とか
「ブレイクが長すぎるよ〜」とか、
延々と新譜に一人でツッコミを入れ続けてます。。。これ、でも案外楽しいですよ!
少しでも日々楽しく新譜を掘るのがいいと思います。

ただ、Beatportのヒットチャートについては扱っているものがハウスだけではないので、
国外の音楽的な動向をチェックするという目的もあって
総合Top100をチェックすることはあります。
例えば、
こないだはDrum'n Bassジャンル初の総合1位! 

でも歌詞がヘヴィーで掛けられないよ。。とか。
あと「こういう曲の構造って新鮮だな」とか思っていたことが、
何らかのヒット曲が出たりすると、

そのアイデアにインスパイアされたような曲が沢山作られて
同じような曲がチャートにいくつも上がってきたりとか。。。
もしくは、最近はEDM的な構造の曲がチャートに入りにくくなったな、とか。
海外の流行や旬の曲をチェックするのに、
色んなDJのプレイをYoutubeやSNSで視る、というのも良いですが
(動画でお客さんがどんな反応しているのか表情を確認するのが大事)
私自身が書き仕事とかがあることも多いので、
なかなか動画は観る機会が少なく、新譜チェックに助けられてます。
東京に住む方ならばやはり現場に行くのがいいですよ、
今はお客さんも海外の方が多いし、
DJが掛けてる曲をお客さんがどう反応するか、を
フロアにいながらずっとチェックすることは、随分いい勉強になります。


そうやって新譜チェックと同時進行で海外のトレンドを探りながら、
いまのトレンドの中から自分のセットで混ぜれそうな曲が見つかったら
積極的にDJで試すようにしています。
BeatportのMelodic House / Technoで見つけられる美しい曲は、
Oath / Red-Barの朝で掛けれても、Block Partyでは掛けれなかったりする。
けれども曲によっては、

チャレンジして掛けたらその日一番のアクセントになることもある。
配信の一番の魅力は、

1枚の新譜レコードの4分の1程度(もしくはそれ以下)の価格で買える事。
安い、だから、幅広く買ってDJで試すことができる。
それは自分のDJでの力を伸ばすチャンスが広がった、ということだと思います。
だから、ガンガン買ってガンガンDJでチャレンジする方がいい。
勿論AIFFかWAVで購入してプレイすることを猛烈に勧めます。
音がいいからレコードを掛ける、と言っている人が、
データの曲を掛ける時にはmp3使ってたりすると、本気でひっくり返りそうになります。
もしラップトップで生音を使わずに作った音楽で

「普通に聞いたらmp3でも問題ない」ように聴こえたとしても、
(ここは色んな考えがあるとは思うけれど)
より音質が良いとされているフォーマットをあえて選ばないDJを、

正直、私は信用することができない。
プロモで貰って、とか、mp3しかなくて、とかなら、まだ理解できる、
けれども、DJブースに立って、音楽の素晴らしさを伝えたい、と本気で思うなら、
少しでも良い音のものを掛けたい、という気持ちは、音楽への情熱と比例するはずだ。
自分がDJを始めた頃、ダンスクラシックスの12インチを買うときの、
「これはUK盤の方が音がいい」とか、
「あのカップリング盤の方が一曲片面全部にプレスされてる」とか
そういう会話が日常茶飯事だった。
音がいいものを選ぶのは当たり前の感覚でした、だってDJなのだから。
DJって、他人が作った曲を掛けてステージに上がっているようなもの、
だったら、せめていい音でセットを用意するのは、曲を伝える上での礼儀だと私は思う。
これは何度も書いても伝えたいこと。


私はハウスDJで、始めた頃はUSハウスに夢中でした。
今も勿論好きですが、ソウルフルハウスについては、
今クラブミュージックを聴きたいと思っているリスナーに対しては
古臭さを感じさせてしまう(特に歌ものの)曲が多いというのは正直な印象です。
また、去年と比較して
アフロハウスも相変わらず暗いのばっかり売れてるように見えるけれど、
その中でも幅広く愛された曲というのはいくつかの理由があって。。。
ハウスのDJとして、自分のセットの中でどうプレイしていくか、
そのためにどうやって新譜を選び、選曲していくか。
結局、新譜を選ぶ方向性って、どういうDJをしたいか、そこに尽きると思います。

 

あ、今年最初のBlock Partyありがとうございました!

Drum'n Bassとかいろいろ掛けましたが、ハウスDJですから!

必ず当たり前ですがハウスに戻る、時にはディスコに戻る、

そんな幅広い音楽だけどハウスDJ、というのを今年も貫きます!

Tunnelもありがとうございました!

次回のBPは2/10 夜開催です!!!

 

 

 

JUGEMテーマ:Dance / House Music

 

 

 

 


ハウスDJとしての、2019年の抱負。

 

抱負、を説明するのに、ザクザク書いてたら
かなり長くなってしまいました。。。

 


いつも思うことですが
自分たちは毎回個性の違う現場でDJをさせてもらえるから、
勉強ができるし、成長させてもらえると思っています。
それでも、歌もののsoulful houseをかけるというのは、
(元々そういうものを強く求められている現場以外は)
なかなか難しい状況が続いているなと思います。
というか、そもそも新譜で良い歌が簡単に見つけられないというのが
大きいのかもしれない。
Afro House(特に英語ではない言語で歌われたもの)ならば
いい曲も多いし、グッと受けも良く、掛けやすくなるのですが。
(Afro Houseの躍進について、Toshiの歌を抜きには成立しなかったと
私は本気で思っています。)
ただし、Afro Houseを含めたとしても、
ディスコサンプリングの歌ものは多く耳にするけれど、
それ以外の歌ものを遊びに行って聴く回数は少ないな、と、感じています。
(大阪のK-Katsuさん周りは別、みなさんいい新譜をよく知っています。
毎週月曜日そして金曜日にもレギュラーがあるっていうのは
曲を伝える意味ですごく大きいことですね。)


DJで与えられた1時間もしくは1時間半とか2時間とかを
新譜を中心に組み立てる時、
「皆の心が開くような歌モノ」を使わずにセットを組み立てることは、
Soulful House / Afro Houseの新譜を中心に追いかけている人にとって、
とてもハードルが高いと思う。
前は皆が大好きな過去のヒット曲でよかった、
けれども今は過去のヒットを覚えている人は減っているし、
かといって新しい歌だって、Louie Vegaのヒットでさえも
(知っている曲がかかったという意味で)イントロで反応して、
一体感を作れるのはごく限られたパーティだけだ。
その、ごく限られたパーティ以外の場所でプレイする機会の方が多い中で、
どうやって自分の持ち時間に物語を構築していくのか。
そう考えたときに、よほど一つ一つの楽曲のディテールを理解できない限り、
そしてそれを適切につなぎ合わせる能力と経験がない限り、
新譜を中心に、一つのジャンルを中心にセットを組み立てるのは
とても難しいと思う。
(テクノのDJの方は、インストの楽曲に対しての分析力が、
ハウスのDJさんより全体的に高いのではと感じることが多いです。
新譜のインストだけで世界を構築するには、やはり相応の深い解釈が必要ですよね。)
この間Da Capoの前にDJさせてもらった時も、
Afro House中心に、と思ってセットを組むけれど、
Afro house - Melodic House - Deep house ( - Soulful House)

結局はこのくらいの幅のジャンルの新譜を掛けていたし、もちろん歌も掛けた。
なんでこんなことを書いているかというと、
新譜を追いかけているDJさんたちで、
同じようなジャンルの中でずっとインストをかけているのだけれど、
DJの流れ、起承転結を作るのに苦労している、
そんな光景に出会うことが多かったからです。
(もちろん、自分もそういう時、あります。)
音楽性の幅、展開の幅を狭めると、
違和感を作ってしまうことは少なくなるけれど、
その分、音楽的な動きも抑えられて、聞き手の興味をキープさせることが難しくなる。
歌を入れたとしても、一つのジャンルで統一しようとすると、
同じような結果になる。
DJというのは本当に、難しいものですね。
そういえば昨年のADEのMoBlack Meetingで、

出演DJ達が延々とAfro Houseを掛けてたんですよね。

(もしくはアフロハウスDJ+パーカッション、Black Motionのライブみたいな感じ)
皆、それが好きでやっているのだけれど、
なかなか1時間のセットの中でお客さんの心を惹きつけられず、
踊ってるお客さんが全体の1割程度、という光景を思い出しました。。。
でもみんなDJさんたち一生懸命で、なんだか、それも含めて、複雑な気持ちになりました。
同じジャンルで纏めるのは、大きな失敗は起きないし、
少しポップな要素を含んだエモーショナルな歌をかけるのは確かに流行りじゃないし、
そういう意味ではすごく無難なセットの組み方だと思うけれど。。。
でも、そもそも、ありきたりのDJは成功例と言えるのかな。
いや、掛けてる側はありきたりのことがしたい訳ではないはずなので、
音楽的な流行の影響を大きく受ける中で、自分の世界観を求めた結果、
多くの人たちと表現が似てしまう、ということなのかもしれない。

 

というか、
曲を出したりしてある程度の知名度があれば、

ありきたりなDJをしても誰からも「つまらない」とは言われない、

ミックスさえ繋げられれば文句は言われない、
そういった環境そのものが、

Afro / Soulful Houseのパーティ・シーンを浅くしてるのでは、と強く思う。

もう少し踏み込むと、さっきのADEでのMoBlack Meetingで例えるなら、

出演者はほぼMoBlackで曲をリリースしたアーティストで、

「曲作りが上手い人」ばかりがブースに立っている。
つまり、基本的にはDJが上手いという理由で選ばれている訳ではないんですよね。
そして、この風潮はここだけのことではないし、

こういった、曲が売れてDJのギグが得られる、という この構図自体が、

シーンを音楽的に浅くしている、と思う。

DJが記憶に残るほど面白くないんだったら2度目3度目のチャンスは限られてくる。

それに、DJの内容が「そこそこ」ならば、
この数年Traxsourceで曲が売れている人よりも、

過去のレジェンドの方が(今のDJの内容がどうであれ)名前も広く知られているから、

そちらの方が集客もできるのでイベントにもラインナップに組みやすい。

だから夏のハウスのフェスティバルは延々と同じようなレジェンドが呼ばれがちだし、

そうなると、せっかく新しい才能ある人がいい曲を出してヒットしても、
ギグを繰り返し貰えないならばDJとして成長する機会も得られず。。。
そんな状況なので、若手のDJはいつまでたってもレジェンドと世代交代できない、
という悪循環。。。。
(これが、アナログ・カルチャーとの結びつきが強いDJさんだと、
随分環境が有利に変わってくるんですけどね、
でも、Afro / Soulful Houseって、レコードでリリースされていないものばかりだから、
状況が有利になるからって新譜チェックをレコード主体にするのは
ちょっと自分の気持ちに素直ではないかな。
配信をしっかり掘る、でもレコードも好き、そのくらいのバランスが自分には自然です。)

 

さて、
いろんな現場で遊んで、いろんな人と話したりするときに、

「自分もそろそろ曲を作ろうと思う」という話はこれまで何度も耳にしたし、

数年前なら、存在を知ってもらうために曲を作るという発想は

合理的だという部分で納得できる部分はあるのだけれど。。。
もちろん、自分のセットで掛けたい、とか、純粋に作りたい、というのは別で、
製作をDJのギグを得るための手段としてのみ考えるならば、

特にAfro House / Soulful Houseこの2つのジャンルに関しては
今後もレコードを刷る動きは限られてしまうし、
(なかなかアナログがリリースされないと認知度は上がらないので)
作曲を勉強する時間を、DJの練習や曲を掘ることに
使った方がいいかもしれない、と今の私ならば考えます。
さらに付け加えると、日本、特に東京はDJする機会もすごく恵まれてるし、
自分の周りのハウスシーンの音楽的な質の底上げができればもっとシーンは面白くなるし、
海外から観光で来た人々が夜遊びして音楽的な質の高さに驚くような
そんなシーンにしていく方が効果的なのではと、個人的には強く思っています。
(誰がなんと言おうと)体感レベルでは不景気が続くこの土地には
4ユーロ程度でお腹一杯暖かいものが食べれる!といった魅力もあって
今後も多くの観光客がやってくる筈です。
日本はナイトライフが面白い、と、一人でも多く海外の人に感じてもらう方が、
断然、今後の自分たちのシーンにはプラスになると思う。
そして、日本のクラブは音の良い箱が多いから、自然とDJの耳もいいはず。
(海外で、「ここ、音いいでしょう?」って言われても、
実際には、? というような場所は、結構あるな、というのが素直な印象です。
特にハウスに関しては、日本の環境は、すごく贅沢だな、と思います。)
音楽的な質を上げる、ということについては、
質の解釈、好みもあると思うけれど、
個人的には、「曲を作る人ならば誰でもできるようなDJ」よりも、
もっと聞きがいのあるDJ、個性的なDJをする、というのが
一つの基準になってくると思う。
私たちが打倒 / もしくは超えていきたいと目標にする相手は、
ハウスよりも集客規模の大きい別ジャンルではなく、
パーティやDJの形式/見せ方の巧さ・ムーヴメントや流行でもなく、
SNSのインフルエンサーでもない。
「曲を作る人ならば誰でもできるようなDJ」よりも心に残るプレイをすること。
「Spotifyが統計に基づいて各ユーザーに勧める曲」よりも面白い選曲をすること。
(これらは、いつも自分が心に置いていることでもあります。)

 

DJとは何か、で考えたとき、
私たちが好きなハウスミュージックほど、いろんなチャレンジができる形式はない筈だ。
自分たちが尊敬するレジェンド達が、4拍子ならば一晩の中で何でもかけれる、と、
BPM80程度のソウルからBPM130のディスコまで自由に掛けていた実績があるのだから。
堂々と、ありきたりなプレイを超えていけばいい。
その練習のためにどんどんミックスを録ってアップすることを強くお勧めします。
もちろん、ハウスだけでどこまで展開を作れるか、も、大事なこと。
どんな内容にせよ、Soundcloudの1時間の中で、どこまで起承転結を作れるか。
もちろん1時間は短いけれど。。。でも、
情報の動きが早い現代において、聞き手はすぐに飽きてしまうので、
最低限1時間で起承転結を作れるのを目標にした方がいいと思う。
そして、もちろん、現場でもちゃんとチャレンジすること。
私も毎回、失敗して傷つく、の繰り返しです。
その中で、自分へのご褒美のように、自分の大好きな曲を掛けたりしてね。
傷つきながらも楽しむ、この繰り返し。
新譜はちゃんと「これは自分がかけるべき曲か」を考えながら掘って、
かつ、現場にはきちんと足を運んで、いろんなDJを聞く。
(誰かと話してる時にDJの音楽が気になって、

時々ぼんやりするのは悪いなと思っています。。。)

 

これだけ書いても、随分伝えたいことを端折ってしまったのですが。。。
(いつもブログを書いて思うのは、
読んだ方が納得できる部分、使えるな、と思った部分を、
少しでも活用して貰えたらと思ってます。
DJについての考え方は人それぞれ、考えが違って当たり前なので。)
いずれにせよ、今年は少しでも、自分の好きな音楽を共有しているシーンの皆さんと
音楽的にも集客的にも上向きになっていくために
自分ができることを少しでもやってみたいと思っています。

自分のDJの技術向上もそうですし、

もっと音楽そのもののことを、ここでも書いていきたいとおもいます。

パーティ告知は基本SNSでやって、

ここでは音楽の突っ込んだ話をもっとしたいな、と。

だから、タイミングによっては、

パーティ情報をブログに掲載できないこともありますが、

各SNSではやっておりますので、そちらをご参照ください。

という風に、今年は分けてやってみたいなと。

少しでも読んで参考になる情報を書いていけたら、と。

 

ということで、

Dazzle Drums DJ gig / release information
各SNSで更新しております、チェックお願いいたします!


Website

http://www.dazzledrums.com/

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今週の現場です、

毎回のDJはいつだって最高の勉強場所、
もちろん、準備はちゃんとして行きます。

 

 

明日土曜日はBridge!
http://bridge-shibuya.com/

 

 

日曜日はBlock Partyです。
Here Comes The Sun、新年です。
https://www.facebook.com/events/518393608671266/
https://www.residentadvisor.net/events/1196935

 

みなさまお待ちしております!

 

 

 


2018年有難うございました!今年のカウントダウン〜Solfa新年会。2019年もよろしくお願いいたします。

 

 

皆様、2018年もありがとうございました!

今年のDazzle Drumsの作品を(unreleasedだけどフロアでよく掛けた曲も含め)、

Keiくんがまとめてくれました。

今年はレコードが2枚出ました。この流れに乗って来年も頑張ります!

 

 

 

 

DJ / パーティについては、

毎月第二日曜日午後のBlock Party @ Zero

みんなに手助けしてもらいながらの

Music Of Many Colours @ Contact (次回に向けて調整中です)

今年も何度もDJさせていただいたOathやBridgeやSolfa、R-Lounge、

ageHaのMAWプロモーションとしてのDommune3時間MAW縛りなど含め

東京の様々なクラブで勉強させていただきながら、

地方各地にもDJさせていただく機会をいただきました。

海外もWorldwide Festivalにまた出させていただいたのと、

アムステルダムBrighter Daysは特に良い思い出です。

数えたらRAに掲載されてるだけで40本超えてました、有難いですね。

これで成長しなかったら呼んでいただいた皆さんに申し訳ないので。。

引き続き今後も精進します、頑張ります。

 

現場のLive Mixまだ聞いてらっしゃらないかた、ぜひ。

こっちはDa Capoの前なのでインストハウス中心のセット。

 

 

こっちはDommuneのMOMCプロモーション番組でのもの、

Heaven Knowsを途中から掛けて時間通りに着地。笑

いい思い出です。

MAW縛りのDommuneも紹介できたらと思うのですが。。。

 

 

 

いずれにせよ、2018年、本当にお世話になりました。

皆様2019年も何卒よろしくお願いいたします!

 

 

(これが私たちの今年の一枚、いつも町田さんに助けていただきました。

Keeeさん素敵な写真をいつも有難う。)

 

 

 

 

今年のカウントダウンはパークハイアットさんとOathでプレイします。

 

 

 

流れ的には、パークハイアット終了後にOathの順でプレイさせていただきます。

そして元旦はR-Loungeです、こちらは夜にプレイします。

 

 

そして4日はSolfaのNew Years Party と続きます!

 

 

 

皆様年越し新年も楽しくパーティしましょう!

もちろん!

今週土曜日Oath / Red Bar、よろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 



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