まずは、
Body&SOULのスタッフの皆様
本当にお疲れさまでした。
お客さんとして遊びにきた皆さんも
B&Sタトゥーを作って皆で貼っていた友達や
(ブースの3人に見せたくて肩に貼ってみたけど
皆さんずっと集中してたから見せる機会を失ったのは残念無念)
それぞれの旗を今日の為に作ってきたり
(アリエルさんがブースに持ってきて、
DJそれぞれにサインを入れてもらってました)、
友人と再会したり、年に一回とか数年振りとかのひとと会えたり、
クラブで夜しか会わない友達がみんな午前の時点で顔が赤くなってたり
(一体酒なのか日焼けなのか〜 笑)
なんかもうそういうのが全部ひっくるめてBody&SOULで、
だからもうレポとか、
「皆でまた一緒にパーティして楽しかった!」
で終わってしまいたい位だ。
いやでも、それでも書かなきゃと思うのは
ああやって(ダニーに頼まれたとはいえ)ブースに入れてもらって
DJ3人全員やスタッフさんにもご協力頂きながらプレイリストを担当しているからには、
このパーティの楽しさを言葉にすることが
1つの恩返しでもあると思っているからなのです。
(是非読んで下さいね!)
もうこれで良いじゃないか、なんて思ったり。。。
でも、折角なので、
私が興味深かった点を書いていこうと思います。
あ、一応書きますが、
3人に確認してもらったあとのプレイリストを戴く前の状態なので、
もしかしたら、曲の認識違いもあるかもしれませんが、
その際はご容赦下さいね。
オープンが10:30、
パーティスタートが11:00なのですが、
その間DJの皆さんはサウンドチェックをしているのだけれど、
アンビエントな曲をJoeさんが掛け始めたので
あ、始まったな、と思ってプレイリストを書き始めたのが10:48。
B&Sの始まりの時間はいつだってとても奥深く繊細で、
そこからゆっくりと様々な音楽を巡りながら
力強いダンス・ミュージックに向かっていくまでの時間が、とても好きです。
今回は私は全然頭が回らず、
(しかも結構盛り上がる個性的な曲にも関わらず)
前回のダニーのプレイリストをケイ君に任せてしまった為に曲名を失念し(言い訳)
ダニーに「この曲なんでしょうか」と訊いてちょっと情け無い状態で、
(出来が悪くてごめんなさい、みたいな感じ。。。)
こりゃあしばらくはケイ君に任せてフロアで盛り上げよう、
と理由を付けて、お客さんの少ない前半はフロアでぴょんぴょん遊びまくっていた。
5月はいいね、日差しも優しい。
毎年日射病状態で全然踊れなかったから、
なんだかもう楽しくてね。
フランソワの
ジョーさんがフランソワが手掛けたDub
をプレイした後に、
ぐっと心震わせる流れに持っていったダニーのこの曲は沁みたなあ。
ソウルフル・ハウスを追いかけてる方なら、
オリジナルよりもこちらのハウス・ミックスの方がご存知かもしれないですね。
あと、
フランソワが
Such A Feeling (Pt 2 & 3) / Aurra
ダニーが
Beat The Street (Inst) / Sharon Redd
を掛けてたのだけれど、
これらの曲を聴きながら、
いまハウスにおいてもミニマルな構成の曲がとても増えてきたけれど
上の2曲はどちらも82年リリースで30年以上前で、
どういうメロディやテイストか、という点で異なってはいても、
トラックの構造としては最近流行の楽曲と共通する部分はあるな、
なんて思いながら踊ってました。
最初はダニーが掛けてたのにJoeさんの定番となってしまった感のある
Crossroads / Ron Trent Ft Tkumah Seedek
ですが、すごくいい流れで掛かって、良かったですね。
Joeさんはいつも自身の曲を多くプレイしますが、
その中でも、前回の来日の時にも掛けていた
Most Beautiful / Elements Of Life のJoeさん自身のミックスはとてもいいですね。
終わった後に、いつ出るの?って訊いたら、
まだ手直しするって言っていて、
その、一曲を作り上げることへの強いこだわりに、感銘を受けました。
あと、Stormと題された曲を掛けてたのだけど
本当にパンキッシュで、エネルギッシュで、最高にカッコいいトラックでした。
鳴りも凄く良かったんです。
ちょうど1時になる頃に掛けたのだけど、聴きました?
あと、日暮れの大混雑のフロアに
The Sun, The Moon, Our Souls (Un.Chained Rhythms Ext. Ver) / Mental Remedy
がかかって、皆が感動に包まれた光景はとても綺麗でした。
フランソワさんはここぞというポイントとなる所で
Todd Terjeをプレイしていて、
("Delorean Dynamite"や "Don't Stop The Dance (Todd Terje Remix)"Bryan Ferry)
そういえば少し前まではStandbarをよくプレイしていたし、
凄く好きなんだな、という印象を受けた。
個人的には"You Make Me Feel (Mighty Real)" Sylvestarネタの
Mighty Bloody Real (The Unreleased Dub) / DJ Travel Insurance
が面白かったし、
ミニマルな曲を、エフェクトを掛けたかとおもったら、
エフェクト無しの爆音にいきなり切り替わったり、といった
フランソワならではのスキルはやはり、さすがだなと思いました。
うちの相方も言ってたけど、リヴァーブ、いいな。
久々に、いいかもな、使っても。なんて思いました。
ダニー先生は、
個人的には来月のBlock Partyで久々に掛けようと思っていた
"Batucada (Elusive's Samba Vocals)" Spiller
が掛かったのが凄く良かったのと
(でも先生が掛けちゃったから来月はやめておこうかな、どうしよう)
"Good Ol Love (Honeycomb Vocal Mix)" Honeysweetや
"Saturday (Pied Piper Uptown Regroove)" Norma Jean
といったOrigamiでも盛り上げた曲を今回も掛けつつ、
Noriさんの"NomadのリミックスCosmodelica Remixなどの新しいネタも混ぜ込んで、
とにかくいつもネタは掘りまくってるなという印象、
フランソワのTodd Terjeを引き継いで
メインの歌が終わった後のベースが印象的な後半部分の手前からミックスして、
(これだと05:00より少し前くらい?)
少ししたら
"You Like It, We Love It (DK Edit)" Southroad Connection
にミックスして、クラシックスにがっつり流れをもっていく辺りは巧いです。
(動画はDK editではないです)
で、このあとにJoeさんが
"Were It Out" Stargard
そしてフランソワさんが
" I Got The Feeling" Two Tons Of Fun
その後ダニーさんが
"Hot Shot" Karen Young
(ここは一工夫してJoey Negroのリミックス)
そしてジョーさんが
"Another Star" Stevie Wonder
というお約束の鉄板の流れ。
この定番連発って昔は嫌がる人多かったけど(いまもか?)
定番を続けて掛けるって結構難しいんですよ。
安易だと逆にフロアの反応が下がったりするから。
この3人はそんな心配ご無用で巧く聴かせてくれますね。
最後の曲は、
フランソワは、フランキー・ナックルズのトリビュート的な気持ちを
マイクでお客さんに伝えてからの、
"This Time (Frankie Knuckles RMX)" Chante Moore。
フランソワが掛けて、
それを前半はジョーがアイソを触って、
後半はダニーが触る、という形で、
そこにこの日一番の照明アリエルの本気が炸裂して
最高のThis Timeになりました。
アリエルは、本気の照明すると姿勢や動きが全然違うから解りやすい。
あとで、This Timeの照明がすごく良かったよ、って伝えたら、
「俺はフランキーと一緒に5年間仕事をしたんだ」って
話してくれました。
この曲でちょうど20:00になってしまい、
それ以上はどうしても延長出来ないとのことで、
沢山のお客さんが長い時間、アンコールを求めて残ってくれていたのですが、
会場の都合上、どうやっても難しかったので、
そのまま終了となりました。
(まだ出来るのなら、DJは全然やりたかったと思うんですけれどもね。)
毎回、日が落ちてから終わるのが短いから、
アリエルの照明が短いのが寂しいですね。
そういえば、サイレンの音を鳴らすのはアリエルの役目なのですが、
まだ昼のうちに、サイレンを誰かが鳴らしたらアリエルがブースにやってきて、
「サイレンを鳴らすのは俺の仕事だ」って言いに来ました。そういうの、いいですね。
また来年もやってくれたらいいな、
冬に箱でのパーティとかも、いいな。
なんだかんだ朝11時の最初から全部聴いてると
すごく沢山の音楽で大満足な一日。
みんなもっと早く来たら、きっともっと楽しいよ。
一緒にあの場所で時間を共有した皆様、
楽しかったですね、有難うございました!
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