Louie Vega さんを聴いて。+12月14日elevenでEMMAさんとDJします。


金曜日はバタバタしました。
仕事後にすぐにelevenのつもりだったのですが、
Tim Sweeneyが渋谷でDJしてる、とのことなので、
すこしそちらにお邪魔して、
(Timさんは一曲しか聴けませんでした、
そして、トレードマークの眼鏡も外して
髪を切っていたTimさんを、
最初見つけられずアワアワ、
でも無事に会えましたよ)
elevenに到着した時は、
ちょうどNoriさんからLouieさんに変わるとき。
残念。
Louieさんはすごく、すごく集中してました。
CDJ4台にそれぞれUSBメモリが挿さって。
ブースにお邪魔して、挨拶するタイミングを図りながら、
すごく集中しているLouieさんの様子をみながら、
色々と思うことがありました。

ルイさんは、それぞれのUSBにどんな曲が入っているのか、
きちんと把握していたのでしょうね、
ロングミックスや次の曲など、
なにかアイディアを思いつくとすぐに
USBのリスト表示から迷いなく目当ての楽曲をセレクト。
このように、USBの中身を自身がきちんと把握しているなら、
この「各CDJにUSB」のスタイルはとても利便性がいい。
なにしろ、CDのようにブックから探し出す時間もかからないし、
レコードバッグから出すまでの時間もかからない。
そして、選曲時の動作が「ツマミを回して押す」なので、
PCのときよりも神経質にならなくてもいい。
マウスで指定するのではなく、直接触ってLoopを作れるのも利点。
肉感的な操作で、直感に対応できる。
しかも、USBスティクは軽いし、コンパクト。

ただ、「CDJ2000とUSB」にしろ、「PCDJ」にしろ、
レコードやCDと比較すると機材トラブルの面では脆弱ですよね。
あと、「目的の曲が明確な状態で操作すること」についてはすごく便利ですが、
CDやレコードだと、パタパタとめくっているうちに
ふと目に入った曲から思考が発展して、
自分が意識していなかった選曲を思いついてやってみる、
といった「偶発的なプレイ」がよく起きたりするのですが、
CDJ2000のUSBのリストや、PCDJ画面のリストだと、
なんでしょうね、とても機械的だからなのか、
文字が小さくて曲名を見ること自体に集中して思考が閉じちゃうからなのか、
なかなか、そういう偶発的な選曲は、
難しい感じがします、私は、ですけどね。

Louieさんは、本当に迷いがなくUSBで選曲していて、
とても慣れている様子で、ミックスも完璧、本当に巧い、
CDJのLOOPも完璧。
ハウス・クラシックスを1分未満でドンドン次の曲に変えていく、
そんなプレイも聴かせてくれました。
これも、CDJ / USBならすごく、やりやすい。
ルイさん、曲を変えるのが早かったですね。
もっと曲をじっくり聴きたい、という人もいました。
でも、最近のダンス・ミュージックのリスナーさんって、
1曲をじっくり聴いてくれるかたが、本当に少なくなったんですよね。
10分越える曲や、インストから歌の2枚使いなどの、
昔ながらの「1曲をどっしり味わう」スタイルだと、
多くの人が、途中で飽きちゃって、
お酒を買いにいったり、人と話し始めたりする。
だから、曲をすぐ変える、っていうのは、
とても今のリスナーの傾向にマッチしているし、
そういうプレイを選択するルイさんの考えも
すごく良く解ります。

定番、と言われるような昔の曲も少なかったですね、
MAWなどの自身の曲を含めても、少なかったと思います。
ルイさんが、それについてどう思っているのか
勿論私には解りませんが、
ヨーロッパ優勢のシーンにおいて
USハウスが「オールドスクール」というイメージで括られているいま、
DJでどれだけ新しいものを見せるか、というのは
意識しているんじゃないかな、と思います。
「いつもと同じ」を、いかに進歩的に見せるか。
だから、新譜だったり、未発表の自身の音源だったりが中心なのも
すごくよくわかります。
この辺りは、ダニー先生も、ティミーも、同じですよね。
最近「大御所USハウスDJ」の現場に足を運んでいない方は、
もしかしたら「彼らはいつまでも同じスタイルで同じ曲を掛けて」なんて、
思っているかもしれませんが、
実際は、そんなに単純では、ないんですよね。

色々こうやって思うことを書くと、
「ルイ、あんまり良くなかったのかな?」って思われそうですが、
凄く良かったですよ、
ハウスでフロアをキープして、
ダンクラを少し続けて掛けても、
またすっとハウスに戻して、フロアをキープ。
とても安心して、音の世界にはまっていられる。
これはもう本当に「技術力」ですね、
ミックスの巧さは、聴いている人に安心感を与えてくれます。
何だろう、
「すごく運転の巧いひとの車に乗ってドライブを楽しんでいる」
そんなふうに表現したら伝わるかな。
(もちろん、ミックスが荒いからこその良さ、だったり、
ノンミックス1曲ごとの良さ、もありますよね)。
音量調節もバッチリで、
ずっと踊ってても、音で苦しいことは無かったです。
ボン、と出しても、すぐ押さえる。
個人的には、もう何度も好き好き言ってるMood II Swing feat Carol Sylvan "Closer" や
大好きな"Take me to my love"を聴けたのは本当に幸せでした。
この曲、11/25/12 (Sun) Harmony @ Cafe Apres-midi の
フライヤーにコメントを載せたんです。
うちのwebのトップで見れますのでみてくれたら。


そして、
この日に仮フライヤーが出来てたので書きますが、
12月14日金曜のelevenは、
EMMAさんと一緒に、
Dazzle DrumsがメインフロアでDJすることになりました。
EMMAさんに声を掛けて頂き、
アシッドハウスを2曲作りまして、
それを、気に入って頂けて、
そんな経緯があっての、今回のパーティです。
さっきの、ルイさんの話にも共通することなのですが、
私達は、オールドスクールなダンスミュージックが大好きだけれど、
新しいスタイルを、いつも模索しています。
いまとにかく音楽が細分化されていく、そのなかで、
オールドスクールなものと、テッキーなものとを
どちらもちゃんと伝えられるDJになりたいと思っています。
EMMAさんのDJを「ハードだから」というイメージで
敬遠しているかたにこそ、聴いて頂けたらと思うし、
その橋渡しも、すこしは出来たらいいな、と思っています。
「刷新」ではなく「融合して進化」できるように
精進です、とにかくやってみる。
頑張りますね。






JUGEMテーマ:Dance / House Music 


calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>

latest entries

categories

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode